香港のデモ、政治的、もしくは経済的矛盾、成長への道しるべ


香港危機で中国経済成長のあり得ない矛盾が明らかに - 今日の覚書、集めてみました

 

 

 

 

 

そこそこ面白い有識者による見解が載っていたので、1週間ほど前の記事ですが引っ張ってきました。

面白い見解とは、「経済が成長していけばしていくほど国民は自由を求める」というものです。また、中所得国の罠という経済学的な研究も紹介されています。中所得国の罠とは「経済の自由化が進まなければ、先進国入りはできない」というものです。

ここで、中国はかねてより「混合所有制経済」を進めていました。「混合所有制経済」とは国と民間、両方で企業を所有して、イノベーションを推進していこう、という政策です。つまり自由化による経済成長を進めています。

しかし一方で、今回の香港のデモで周知になった通り、現在中国は一党独裁、もしくは専制国家の方向に進んでいます。

経済が自由化すればするほど、経済成長し、人民は自由を求めるようになる。一方で国は独裁を進めようとしている。経済成長と独裁を同時にやろうという矛盾がデモにより体現されたと考えられるかもしれません。

 

さて、今回の香港のデモでどっちが犠牲になるのでしょうか?