お金の価値について真剣に向き合ったことはありますか?

銭ずら

 

 

 

【気になったニュース】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20141014/272507/?P=1

 

概要
東京都の最低賃金を物価の影響を考慮しながら、適正かどうかを考察している。

 

感想
お金の価値は一定ではない、というのはみなさんご存知かと思いますが、そもそも絶対的なお金の価値を測る尺度はこの世に存在しない、という表現が正しいのかもしれません。

お金の価値とはどういう観点から考えたものなのか、例えば、80歳の老人が持つ1億円と20歳の若者が持つ1億円の価値は等価値でしょうか?

20歳の若者はまだ自分への投資ができます。単純に考えると、その点で若者は老人より1億円を使って多額のお金を稼げるといえます。こういうように、お金の価値というのは時代、所有者、使い道、場所によって変化すると言えます。

確かに、最低賃金は上昇したかもしれません。ですが、物価を考えると実質的には上昇していないと考えられます(物価の上昇のレポート→ http://www.nli-research.co.jp/report/flash/2014/flash14_136.html)。

しかし、お金の価値がいくらかにせよ、私は重要なのは何に使うかであって、いくらなのかはあまり重要ではないように思います。自分の今持ってる資産の中で、いかにうまくお金を使うことができるか、それが私たちの課題なのかもしれません。